日 時:2010 年 3 月 10 日(水)19 時 00 分~21 時 00 分
場 所:八事サーウィンストンホテル(名古屋市昭和区八事本町100-36) 講 演:整形外科領域の慢性疼痛に対する 心療内科的治療 中部労災病院心療内科院長 芦原 睦 認定単位:5単位((2)-g項目)
会 費:1,000円
事 務 局 :名古屋第二赤十字病院整形外科 担当:佐藤公治 〒466-8650 名古屋市昭和区妙見町2-9 TEL:052-832-1121 FAX:052-832-1130 e-mail:[email protected]
〈抄録〉整形外科疾患において、器質的な異常はすでに消失しているにも関わらず、NSAIDsなどの消炎鎮痛剤を服用してもなかなか痛みがひかない頑固な疼痛が続く場合がある。これらの「漠然とした身体の訴えはあるが、それに見合う所見が得られない」いわゆる不定愁訴は、疾患の診断・治療やリハビリにも大きく影響を与える。これらの訴えの背景にはストレスなどの要因が密接に関与している事が、多くの症例で実感されている。ストレスとは外からの圧力で物体が歪むことを指すが、ストレスが強く発症や経過に関わる疾病としては心身症、神経症(ノイローゼ)、うつ病・うつ状態がある。今回は整形外科やルハビリ領域におけるストレス病と、心療内科的立場からみた対処法などについて講演する。