日 時:2013 年 2 月2 日(土)15 時 30 分~18 時 30 分
場 所:長良川国際会議場(岐阜市長良福光2695-2)
講 演:RA治療におけるリハビリテーションの位置づけと実際
京都大原記念病院副院長
三橋尚志
認定単位:5単位((2)-g項目)
会 費:1,000円
事 務 局 :近石病院
担当:武内章二
〒502-0901 岐阜市光町2-46
TEL:058-232-2111 FAX:058-294-7380
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〈抄録〉リハビリテーションは基礎療法、薬物療法、手術療法と並んでリウマチ治療の4本柱と位置づけられていますが、従来は手術後の機能回復訓練や変形の予防・矯正としての装具療法など関節変形が出現、進行した場合を中心として行われてきました。しかしメトトレキサートが薬物療法のアンカードラッグとなったこと、さらには生物学的製剤の出現、定着によってリウマチの寛解が現実的なものとなった現状において、リハビリテーションはリウマチ患者が病前状態を取り戻し、QOLを高めるためにさらに重要な役割を担うこととなっています。一方で2000年の介護保険導入、そして2006年診療報酬改定でリハビリテーションの施設基準が疾患別に変更されたことによりリウマチ患者のリハビリテーションを取り巻く環境にも変化が現れましたが、リウマチ患者はどこでリハビリテーションを受けるべきか、また実際のリハビリテーション(運動療法や装具療法)について説明します。