日 時:2016 年 12 月 8 日(木)19 時 00 分~20 時 30 分
場 所:八事サーウィンストンホテル
(名古屋市昭和区八事本町100-36)
講 演:見逃される重要な腰痛:仙腸関節の痛み
仙台社会保険病院
副院長 村上栄一
認定単位:5単位((2)-g項目)
会 費:1,000円
事 務 局 :名古屋第二赤十字病院整形外科
担当:佐藤公治
〒466-8650 名古屋市昭和区妙見町2-9
TEL:052-832-1121 FAX:052-832-1130
e-mail:[email protected]
〈抄録〉仙腸関節障害患者の腰痛に占める頻度は3.5%~30%といわれる。当院では9歳から90歳代までの男女に幅広く分布し、老若男女に起こる、ありふれた痛みであることを示している。
[疼痛域の特徴]仙腸関節障害の自覚疼痛部位は仙腸関節裂隙の外縁部を中心とした腰臀部が多く、鼡径部の痛みも特徴的である。
[診断の手順]自覚疼痛部位、疼痛誘発テストの所見を参考に、仙腸関節ブロックの効果(70%以上の疼痛の改善)で最終的に診断する。
[治療]仙腸関節ブロックが保存療法の主軸で、関節腔内ブロックよりも関節後方の靭帯へのブロック有効例が多い。保存療法が効を奏さない場合には、リハビリも考慮し、最終的に仙腸関節の固定術を検討する。成績は比較的良好だが、日本では患者の1%程度である。
[疼痛域の特徴]仙腸関節障害の自覚疼痛部位は仙腸関節裂隙の外縁部を中心とした腰臀部が多く、鼡径部の痛みも特徴的である。
[診断の手順]自覚疼痛部位、疼痛誘発テストの所見を参考に、仙腸関節ブロックの効果(70%以上の疼痛の改善)で最終的に診断する。
[治療]仙腸関節ブロックが保存療法の主軸で、関節腔内ブロックよりも関節後方の靭帯へのブロック有効例が多い。保存療法が効を奏さない場合には、リハビリも考慮し、最終的に仙腸関節の固定術を検討する。成績は比較的良好だが、日本では患者の1%程度である。
コメント