日 時:2014 年 7 月 25 日(金)19 時 30 分~20 時 30 分
場 所:名古屋東急ホテル
(名古屋市中区栄4-6-8)
講 演:腕神経叢損傷に対する交差神経移植後の脳可塑性
近畿大学医学部整形外科 教授 柿木良介
認定単位:5単位((2)-g項目)
会 費:1,000円
事 務 局 :名古屋市立大学整形外科
担当:山田 聡
〒467-8601 名古屋市瑞穂区瑞穂町字川澄1
TEL:052-853-8236 FAX:052-842-0266
e-mail:[email protected]
〈抄録〉最近の医療技術の発達に伴い、末梢神経刺激に伴う中枢神経の活動部位の測定が可能となり、脳可塑性に関する幾つかの新しい治験が発見されている。我々は、CC7術を行った患者で、患側上肢の運動刺激と患側上肢への知覚刺激による脳活動部位を近赤外線スペクトログラムにて測定した。 CC7術では、神経回復不良例ほど、患側上肢運動に付随した強い健側C7神経根支配筋の運動が観察された。CC7術においても、再建された運動は、受傷前に支配されていた脳領域に再び支配されるのではないかと推定された。
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