日 時:2014 年 2 月28 日(金)19 時 00 分~20 時 30 分
場 所:科研製薬㈱名古屋支店 花の木ホール
(名古屋市昭和区御器所通2丁目27番地1)
講 演:人工膝関節置換術とVTED
日本医科大学 大学院医学研究科感覚運動機能再建分野 教授
高井信朗
認定単位:5単位((2)-g項目)
会 費:1,000円
事 務 局 :名古屋市立大学 関節再建医学(整形外科)
担当:井口普敬
〒467-8602 名古屋市瑞穂区瑞穂町字川澄1番地
TEL:052-853-8236 FAX:052-842-0266
e-mail:[email protected]
〈抄録〉人工膝関節置換術後の死亡原因の約70%が肺塞栓症であり、その2/3の症例は発症後30分以内に死亡している。術前ストレスの低減、麻酔方法、手術時間の短縮、術後の早期運動、下肢の挙上、足関節の能動運動、弾性圧迫ストッキングの装着、間歇式下腿や足底の空気圧迫、CPM、高凝固剤投与などを全て行ったとしても静脈血栓塞栓症を完全に防ぐことはできない。最も大切なことは術後に静脈血栓塞栓症の可能性が常にあることを医師、看護師、理学療法士が頭の片隅に置きながら経過を診ることである。
コメント