日 時:2016 年 11 月 26 日(土)18 時 10 分~19 時 10 分
場 所:ローズコートホテル(名古屋市中区大須4-9-60)
講 演:エビデンスにもとづく骨粗鬆症の運動療法と薬物療法
秋田大学大学院医学系研究科医学専攻
機能展開医学系整形外科学講座
准教授 宮腰尚久
認定単位:5単位((2)-g項目)
会 費:1,000円
事 務 局 :愛知県整形外科医会
担当:伊藤 貴
〒460-0008 名古屋市中区栄4-14-28 愛知県医師会館内
TEL:052-253-7792 FAX:052-251-0844
e-mail:[email protected]
〈抄録〉運動器疾患としての骨粗鬆症に対する保存治療のポイントは、運動療法と薬物療法によって骨折を予防し、疼痛や身体運動機能障害を抑制することである。骨粗鬆症患者の四肢の骨折のほとんどは転倒に由来するが、転倒予防のための運動療法のエビデンスは蓄積されてきており、なかでも、下肢の筋力訓練とバランス訓練を主体とする運動が有効であると考えられている。一方、薬物療法による骨折抑制効果のエビデンスは豊富に存在するが、薬剤の選択には、各種薬剤のもつ有効性のエビデンスだけでなく、骨組織やカルシウム代謝に対する作用幾序にも考慮する必要がある。
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