日本リハ医学会中部・東海地方会a

脊髄倶楽部

日　　時：2009 年 3 月 5 日（木）19 時 00 分～21 時 00 分
場　　所：名鉄ニューグランドホテル（名古屋市中村区椿町6-9）
講　　演：「小児痙縮に対する機能的脊髄後根切断術」
　　　　　 国立成育医療センター脳神経外科医長 師田信人　
認定単位：5単位（(2)-g項目）
会　　費：1000円
事 務 局 ：名古屋第二赤十字病院整形外科　
　　　　　担当：佐藤公治
　 　 　 　〒466-8650　名古屋市昭和区妙見町2-9
　 　 　 　TEL：052-832-1121　FAX：052-832-1130
　 　 　 　e-mail：[email protected]

〈抄録〉機能的脊髄後根切断術（以下FPR）は、主に脳性麻痺小児の痙縮を軽減することを目的に施行される手術である．FPRは脳性麻痺小児の運動機能改善に有効であるが、体幹支持性低下をきたさないよう注意する必要がある．講演ではFPR の歴史、術式および手術に必要な術中神経生理学的手技と同時に、包括的医療体制の重要性について述べる．又、ボトックス療法、バクロフェン療法、リハビリ療法との比較を行う。

第７回大腿骨頚部骨折研究会

日　　時：2009 年 2 月 28 日（土）14 時 30 分～18 時 30 分
場　　所：長良川国際会議場（岐阜市長良福光2695-2）
講　　演：「大腿骨頚基部あるいは頚基部近傍骨折を含む転子部骨折の治療：術後早期の全荷重歩行をめざして」
　　　　　聖マリア病院整形外科部長 吉田健治　
認定単位：5単位（(2)-g項目）
会　　費：1000円
事 務 局 ：山内ホスピタル院長室内 第7回大腿骨頚部骨折研究会事務局　
　　　　　担当：大橋俊郎
　 　 　 　〒500-8381　岐阜市市橋3-7-22
　 　 　 　TEL：058-268-0567　FAX：058-268-0568
　 　 　 　e-mail：[email protected]

〈抄録〉大腿骨転子部骨折に対してはガンマネイルの本邦への導入以来使用してきた。ほぼ良好な成績が得られるが頚基部(近傍)骨折を含む転子部骨折では術後再転位することがあり、リハビリテーションプログラムの変更、荷重時期を遅らすことで対応せざるを得なかった。これらの症例に対してdynamic hip screw(DHS)とtrochanteric stabilizing plate(TSP)およびcancellous screwの併用により術後早期の全荷重歩行が可能になった。代表的症例を呈示する。

第31回東海スポーツ傷害研究会

日　　時：2009 年 2 月 28 日（土）14 時 00 分～18 時 30 分
場　　所：ミッドランドホール（名古屋市中村区名駅4丁目7番1号）
講　　演：「スポーツにおける疲労骨折」
　　　　　総合病院水戸協同病院院長 平野　篤　
認定単位：5単位（(2)-g項目）
会　　費：1000円
事 務 局 ：名古屋市立大学大学院医学研究科　整形外科学分野　
　　　　　担当：後藤英之
　 　 　 　〒467-8601　名古屋市瑞穂区瑞穂町字川澄1
　 　 　 　TEL：052-853-8236　FAX：052-842-0266
　 　 　 　e-mail：[email protected]

〈抄録〉疲労骨折はスポーツ選手にとって長期間のスポーツ休止や離脱を余儀なくされる傷害の一つであり、競技レベルにかかわらず発症する可能性が潜んでいる。 講演ではその研究の歴史、メカニズム、実際の症例を通した治療、復帰に向けたアスレティックリハビリテーションなどを紹介する。特にMRIを利用した早期診断と手術が必要な部位の疲労骨折について詳しく述べる。さらに疲労骨折と類似した病態である恥骨骨炎やシンスプリントなどの画像所見についても言及したい。

平成20年度春季名古屋市立大学整形外科開業医会講演会

日　　時：2009 年 2 月 21 日（土）17 時 30 分～18 時 30 分
場　　所：名古屋東急ホテル４階「舞」（名古屋市中区栄4－6－8）
講　　演：「前十字靱帯損傷と半月板損傷の診断と治療の変遷」
　　　　　名古屋市立大学大学院 准教授 小林正明　
認定単位：5単位（(2)-g項目）
会　　費：無料
事 務 局 ：(医)守山整形外科　
　　　　　担当：高橋浩成
　 　 　 　〒463-0811　愛知県名古屋市守山区深沢１－１８３１
　 　 　 　TEL：052-739-2525　FAX：052-739-2505
　 　 　 　e-mail：[email protected]

〈抄録〉前十字靱帯（ACL）損傷および半月板損傷に対する治療法は過去20年の間に大きく変わってきた。治療法の向上により術後のリハビリテーションも大きく変わっており、良好な術後成績の一因となっている。今回は、ACLおよび半月板損傷の診断と治療および術後リハビリについて過去を振り返りながら現在の行っている治療方法について述べる。特にACL再建術に関しては変遷が著しく文献的考察も加えて解説する。

東濃･可茂脊椎セミナー

日　　時：2009 年 2 月 19 日（木）19 時 00 分～20 時 30 分
場　　所：オースタット国際ホテル多治見（岐阜県多治見市白山町4－14－1）
講　　演：「痛みと性格－手術とリハビリの両面から－」
　　　　　三重大学医学部付属病院整形外科 笠井裕一　
認定単位：5単位（(2)-g項目）
会　　費：無料
事 務 局 ：小野薬品工業株式会社･名古屋支店･岐阜営業所　
　　　　　担当：後藤益丈
　 　 　 　〒500-8828　岐阜県岐阜市若宮町9-16トーカイビル8F
　 　 　 　TEL：058-265-7880　FAX：058-265-7282
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〈抄録〉慢性疼痛患者の分類として、演者は、モーズレイ性格テストの結果から、１）内向的で神経症的傾向がある自己治癒力希少型、２）外向的で神経症的傾向がある自己治癒力空転型、３）内向外向性が平均的で神経症的傾向がない自己治癒力潜在型、の３つに分類した。本講演では、慢性疼痛総論に加えて、上述の３つのタイプの患者に対するアプローチの実際（手術やリハビリ）を中心に述べる。

第18回岐阜リウマチ研究会

日　　時：2009 年 2 月 7 日（土）15 時 30 分～16 時 30 分
場　　所：長良川国際会議場（岐阜市長良福光2695-2）
講　　演：「妊娠希望リウマチ患者の治療(薬物・リハビリ療法を中心に)」
　　　　　国立成育医療センター周産期診療部母性内科医長 村島温子　
認定単位：5単位（(2)-g項目）
会　　費：1000円
事 務 局 ：近石病院　
　　　　　担当：武内章二
　 　 　 　〒502-0901　岐阜県岐阜市光町 2-46
　 　 　 　TEL：058-232-2111　FAX：058-294-7380
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〈抄録〉関節リウマチ患者が妊娠を希望したときには基本的にＲＡ治療を中止すべきであるが、妊娠は予定通りに行かないことが多い、ＲＡ患者の妊娠については、妊娠、出産がＲＡに与える短期予後や長期予後に加え、ＲＡ自体が妊娠・出産に与える影響の両方を考えなければいけない。このことを踏まえ本公演ではＲＡの薬物治療とリハビリについて概説したい。