日 時:2010 年 2 月 27 日(土)18 時 00 分~19 時 00 分
場 所:愛知県産業労働センター (名古屋市中村区名駅4丁目4-38)
講 演:成長期スポーツ外傷・障害への取り組みー開業医の立場からー
大場整形外科クリニック院長 大場俊二
認定単位:5単位((2)-g項目)
会 費:無料
事 務 局 :スポーツ医・科学研究所
担当:横江清司
〒470-2212 知多郡阿久比町大字卯坂字浅間裏49番地
TEL:0569-48-7383 FAX:0569-48-0183
e-mail:[email protected]
〈抄録〉開業し、数多くの一般の患者(特に小中学生)に接してみるとその問題点は多く、初期診療を担当する開業医にしか見えないものがある。外来診療の中で、青少年の腰痛(腰椎分離症)が多い事に関心を抱き、興味を持って調査を行ってきた。その結果、これは成長期のスポーツ活動に起因する疲労骨折であることは現在、周知の事実となってきたが、その症例数は驚くほど多く、そして早期診断・早期治療(リハビリテーションを含む)により、分離症の発生を防止できることも判明してきた。スポーツ外傷・障害の重症化、遷延化を防止するのに何より重要なことは早期発見・早期受診であり、そのためにスポーツ現場での医学的知識の普及に取り組んでいる。 講演ではこれまで行なってきた県サッカー協会、県体育協会における活動、また学校での運動器検診、そしてメディカルマネージャーの養成を柱にした「スポーツ外傷・障害防止プロジェクト」などを紹介したい。