日 時:2010 年 1 月 13 日(水)19 時 00 分~21 時 00 分
場 所:名鉄ニューグランドホテル (名古屋市中村区椿町6-9)
講 演:Neuromyelitis Optica(NMO)の臨床と病態
名古屋大学環境医学研究所神経免疫教授 錫村明生
認定単位:5単位((2)-g項目)
会 費:1,000円
事 務 局 :名古屋第二赤十字病院整形外科
担当:佐藤公治
〒466-8650 名古屋市昭和区妙見町2-9
TEL:052-832-1121 FAX:052-832-1130
e-mail:[email protected]
〈抄録〉視神経脊髄炎(Neuromyelitis Optica; NMO)はDevic病とも呼ばれ、多発性硬化症(MS)の亜型と考えられてきた。視神経と脊髄に急性の障害をきたし、再発を繰り返し、失明、対麻痺、時には四肢麻痺に至り、治療、リハビリ、介護に難渋する難治性疾患である。脊髄病変は3椎体以上の長大な病変が特徴的である。近年、NMOに特異的な因子として、血中抗アクアポリン4抗体が見出され、病理学的にも、脱髄よりもアストロサイトの障害が主徴であることから、MSとは異なる疾患であることが示され、新たな自己免疫性疾患である可能性が示唆されている。