日 時:2009 年 5 月 30 日(土)15 時 00 分~16 時 00 分
場 所:第2豊田ホール(名古屋市中村区名駅4-10-27)
講 演:「骨格筋が内分泌器官であるという視点にたった運動器リハビリテーション」
和歌山県立医科大学リハビリテーション医学 教授 田島文博
認定単位:5単位((2)-g項目)
会 費:1000円
事 務 局 :岐阜大学医学部整形外科学
担当:清水克時
〒501-1194 岐阜市柳戸1-1
TEL:058-230-6330 FAX:058-230-6331
e-mail:[email protected]
〈抄録〉運動器障害を骨関節などの機能改善と狭義に考える時代は終わった。運動負荷は筋力増強だけでなく、代謝系への影響を始めとして、内部障害の改善をもたらす。近年、運動負荷が代謝を改善するメカニズムとして、骨格筋の収縮により産生されるサイトカインが重要な役割を果たしている事が明らかとなった。例えば、運動負荷により筋由来のIL-6が増加し、糖・脂質代謝を改善する。運動器の主役といえる骨格筋は内分泌器官であり、その強化は生活習慣病予防対策の要である。