日 時:2008 年 10 月 4 日(土)14 時 30 分~18 時 30 分
場 所:名古屋今池ガスホール(名古屋市千種区今池1-8-8)
講 演:「上腕骨近位部骨折に対する観血的治療」
国立病院機構岡山医療センター整形外科 佐藤 徹
認定単位:5単位((2)-g項目)
会 費:1000円
事 務 局 :東海整形外科外傷研究会事務局
担当:大橋俊郎
〒500-8381 岐阜県岐阜市市橋3-7-22山内ホスピタル整形外科内
TEL:058-268-0567 FAX:058-268-0568
e-mail:[email protected]
〈抄録〉今回、上腕骨近位部骨折の抱える問題点と、これまで行われてきた種々の治療法の長所と短所、およびその限界点を述べ、さらに近年AOgroupによって開発されたLocking Humeral Spoon Plate(以下LHSP)の使用成績とその使用に際しての注意点や、限界点を中心に報告する。LHSPは体内挿入創外固定法と言えるもので、骨粗鬆を認める症例でも比較的強固な固定力を得ることが可能であり、早期関節運動を可能とする画期的な固定法である。固定に際しては骨周囲血行の温存に務め、関節包および骨膜には侵襲を加えないことがポイントである。なおリハビリテーションについても言及する。