日 時:2007年10月6日(土)16時00分〜18時30分
場 所:岐阜グランドホテル
〒502-8567 岐阜県岐阜市長良648番地
講 演:「インフォームド・コンセントに基づく骨粗鬆症薬物治療の実際」
医療法人光秀会養老整形外科 院長 石井光一
認定単位:5単位((2)-g項目)
会 費:1,000円
事 務 局 :はっとり整形外科 担当:服部秀高
〒501-0622 岐阜県揖斐郡揖斐川町脛永3221
TEL:0585-23-1991 FAX:0585-23-1992
e-mail:[email protected]
〈抄録〉骨粗鬆症の予防と治療ガイドライン2006年版が、昨年10月に発表された。ガイドラインは骨粗鬆症の診断と治療に関するエビデンスをとりまとめ、各治療法の推奨の強さを分類している。実地医家がこのガイドラインに従って骨粗鬆症治療を実践するには、ガイドラインを十分に理解するとともに、患者に納得できる説明をし治療の同意を得ることが必要となる。また外来にてパワーリハビリテーションを取り入れ、元気な老人の町をめざしている。本講演では、骨粗鬆症薬物治療に関してインフォームド・コンセントを得るために、医師が患者の状態に応じてどのような薬剤を薦めるべきか、患者にどのような情報を提供すべきか、最終的にどのように患者の承諾を得て薬剤を決定すべきか、薬物治療開始後どのように経過を観察して何を患者に説明すべきか、パワーリハビリテーションを継続するために患者とのコンセンサスをどのように得るのかなどにつき、実地治療の現場に即して具体的に述べる。パワーリハビリテーションを続けている患者と自宅でできる運動療法指導した場合とを比較し、骨密度の計測値をもとに患者に説明し、運動療法の必要性についてもインフォームド・コンセントすることで、転倒による骨折が減少していることを紹介する。
コメント