日本リハ医学会中部・東海地方会a

愛知県整形外科医会

日　　時：2013 年 11 月 16 日（土）17 時 30 分～18 時 30 分 
場　　所：メルパルク名古屋(名古屋市東区葵3-16-16) 
講　　演：小児肘関節外傷-初期治療と合併症-                
　　　　　名古屋第一赤十字病院 部長
                　堀井恵美子 
認定単位：5単位（(2)-g項目）
会　　費：1,000円
事 務 局 ：名古屋市立東部医療センター
                　担当：吉田行雄
                　〒464-8547　愛知県名古屋市千種区若水1-2-23  
                　TEL：052-721-7171　FAX：052-721-1308
               　 e-mail：[email protected]

〈抄録〉小児の肘関節外傷後に内反肘変形が生ずることがある。原因疾患としては、顆上骨折の頻度が高いが、外側顆骨折後の発症も報告がある。整容面の問題だけでなく機能障害を生ずる可能性があるので初期治療が鍵となる。初期治療の問題点について検討するとともに、内反肘変形に伴う不安定症に対する治療と術後のリハビリについて報告する。スプリント治療では不安定性の制動は困難で、靭帯再建術が必要となることが多い。

第９回浜松ロコモ研究会

日　　時：2013 年 11 月 01 日（金）19 時 20 分～21 時 00 分 
場　　所：グランドホテル浜松
　　　　　(浜松市中区東伊場1-3-1) 

講　　演：大腿骨近位部骨折の二次骨折予防の英国における現状と 　　　　　新潟県における卒後連携教育と地域連携組織化の試み 　　　　　新潟リハビリテーション病院新潟骨の科学研究所 顧問  　　　　　高橋榮明  認定単位：5単位（(2)-g項目） 会　　費：500円 事 務 局 ：浜松市リハビリテーション病院 　　　　　担当：藤島一郎 　　　　　〒433-8511  浜松市中区和合町1327-1 　　　　　TEL：053-471-8331　FAX：053-474-8819 　　　　　e-mail：[email protected].or.jp

〈抄録〉 大腿骨近位部骨折の二次骨折予防は、2000年ころScotland ,Glasgowにて始まり、英国整形外科学会と英国老年科学会との協働により英国に広がった。2003年に最初の治療指針Blue Bookができ、2007年には改訂された。同時に全国的データベースができ、治療指針の6基準に合致した治療には保険診療で加算がみとめられた。二次骨折予防は医療経済的にも効果があるとの成果が認められ、急速に世界中に広がっている。新潟県で着手している多職種連携による二次骨折予防(リハビリテーションを含む)のための専門職に対する卒後研修と地域におけるこの活動の組織化の試みを述べる。

第173回静岡県整形外科医会集談会

日　　時：2013 年 10 月 19日（土）
場　　所：アクトシティ浜松コングレスセンター
　　　　　(浜松市板屋町111-1) 
講　　演：小児股関節疾患の診療とリハビリテーション
　　　　　千葉県こども病院整形外科部長  
　　　　　西須　孝  
認定単位：5単位（(2)-g項目）
会　　費：3,000円
事 務 局 ：聖隷浜松病院
　　　　　担当：森　輸史
　　　　　〒430-8558  浜松市中区住吉2-12-12
　　　　　TEL：053-474-2222 　FAX：053-471-6050
　　　　　e-mail：[email protected]

〈抄録〉小児専門病院では、先天性股関節脱臼、ペルテス病、大腿骨頭すべり症、化膿性股関節炎など、股関節を除けば健常な小児の股関節疾患の他、股関節内転拘縮、麻痺性股関節脱臼など、障害を持つ小児の股関節疾患の治療も行っている。前者は、装具・手術等の治療が主体となるが、後者はリハビリテーションが重要な役割を果たしている。本講演では、これらの様々な小児股関節疾患に対して演者が実際に行っている診療について解説する。

 

第4回運動器疾患の慢性疼痛を考える会

日　　時：2013 年 10 月 12 日（土）15 時 45 分～18 時 30 分 
場　　所：名鉄グランドホテル(名古屋市中村区名駅1-2-4) 
講　　演：脊椎疾患に対する疼痛治療の実際                
                　広島大学病院脊椎・脊髄外科　准教授
                　田中信弘  
認定単位：5単位（(2)-g項目）
会　　費：1,000円
事 務 局 ：愛知医科大学医学部整形外科学教室
                担当：神谷光広
                〒480-1195　愛知県長久手市岩作雁又1番地１ 
                TEL：0561-62-3311　FAX：0561-63-1667
                e-mail：[email protected]

〈抄録〉本講演では，整形外科領域の中で一般的な脊椎疾患についての痛みについて述べる．ヒトの脊椎は椎体と椎間板，椎間関節で構成される．外傷や変性によりこれらの構成要素により脊髄，馬尾，神経根などの神経が障害されて痛みを生じる．誘発テストなどを実施し，神経障害部位の確認を行うことが診断上有用となる．脊椎脊髄疾患の治療においては，痛みの原因となる脊椎疾患を正確に診断し，痛みの性状を理解することで適切な薬物治療又、リハビリによる症状緩和を考え治療を行うことが重要である．

第27回東濃整形外科懇話会

日　　時：2013 年 10 月 10 日（木）19 時 00 分～21 時 00 分 
場　　所：多治見市医師会館(岐阜県多治見市音羽町3-19) 
講　　演：高齢者における日常診療の運動療法の評価                
                　岐阜大学医学部附属病院整形外科学教室　講師                 　
　　　　　　青木隆明  
認定単位：5単位（(2)-g項目）
会　　費：1,000円
事 務 局 ：岐阜県立多治見病院整形外科
　　　　　担当：伊藤茂彦
　　　　　〒507-8522　岐阜県多治見市前畑町5-161 
　　　　　TEL：0572-22-5311　FAX：0572-25-1246
　　　　　e-mail：[email protected]

〈抄録〉高齢者社会を迎え、整形外科の分野ではロコモティブシンドロームがうたわれている。日常診療でよく目にする変形性膝関節症と年齢がすすむにつれて生じる腰痛について、運動療法を中心に、外来患者の運動療法の結果と手術療法への移行の割合などを評価し報告する。また腰痛の生じる原因の一つである高齢者の腰椎後弯変形の運動療法をいつはじめるかなどを筋肉の評価から検討したことについても報告する。さらに日常すすめるリハビリの内容を簡単に紹介する。

八事整形会STRONG講演会

日　　時：2013 年 10 月 9 日（水）19 時 00 分～21 時 00 分 
場　　所：八事サーウィンストンホテル(名古屋市昭和区八事本町100-36) 
講　　演：テリパラチド製剤の有用性
　　　　　ー骨粗鬆症を有する脊椎疾患の治療経験からー                
                　愛知医科大学医学部整形外科学講座　准教授                 　
　　　　　　神谷光広  
認定単位：5単位（(2)-g項目）
会　　費：1,000円
事 務 局 ：名古屋第二赤十字病院整形外科
　　　　　担当：佐藤公治
　　　　　〒466-8650　名古屋市昭和区妙見町2-9 
　　　　　TEL：052-832-1121　FAX：052-832-1130
　　　　　e-mail：[email protected]

〈抄録〉最新の骨粗鬆症治療薬のそれぞれの機序に基づき解説し、骨形成促進剤であるテリパラチド製剤の骨密度増加効果、骨折抑制効果や安全性に関して臨床データーの紹介、骨吸収抑制剤との機序の違いを解説し、テリパラチド製剤の有用性について骨粗鬆症を伴う脊椎疾患の治療経験から示し、今後の治療戦略を展開する。また、長きにわたる骨粗鬆症の治療の中での症例に応じた、各製剤の使い分けの必要性を解説する。高齢化社会を迎え、リハビリテーションに携わる医療者にも骨粗鬆症の最新治療方法を知っておくべきである。

第55回東海整形外科外傷研究会

日　　時：2013 年 10 月 5 日（土）13 時 30 分～18 時 30 分 
場　　所：名古屋今池ガスホール(名古屋市千種区今池1-8-8) 
講　　演：下肢インプラント周囲骨折                
                　愛知医科大学整形外科  
                　木全則文  
認定単位：5単位（(2)-g項目）
会　　費：1,000円
事 務 局 ：東海整形外科外傷研究会事務局
                担当：森川圭造
                〒485-0023　愛知県小牧市北外山2944-1森川整形外科医院内 
                TEL：0568-77-1739　FAX：0568-77-6069
                e-mail：[email protected]

〈抄録〉近年の人工関節手術成績は安定し、高齢化社会に伴いその適応は拡がっている。同時に特有の合併症も増加しており、インプラント周辺骨折もその一つである。インプラント周辺骨折は人工関節の存在、骨脆弱性等、不利な条件を有しており治療に難渋することが多い。骨癒合を得ることはもとより、人工関節手術にて得られた機能の再獲得とその後の長期成績も考慮して手術的治療とリハビリ加療にあたるべきである。

第5回知多半島整形外科連携セミナー

日　　時：2013 年 9 月 28 日 (土)17 時 30 分～19 時 30 分
講　　演：サイプレスガーデンホテル
　　　　　(名古屋市熱田区金山町1-9-8)
講　　演：国際比較から見た地域医療の今後の展開  
　　　　　多摩大学大学院医療・介護ソリューション研究所 所長
　　　　　真野俊樹  
認定単位：5単位（(2)-g項目）
会　　費：1,000円
事 務 局 ：国立長寿医療センター
　　　　　担当：酒井義人
　　　　　〒474-8511 大府市森岡町源吾36-3
                 TEL：0562-46-2311　FAX：0562-44-8518
                 e-mail：[email protected]

〈抄録〉日本は高齢化先進国として様々な問題への取リ組みを行っているが、欧米諸国、アジア諸国も例外ではない。本公演デハ海外の取リ組みを紹介し、そこから日本の地域医療ノ今後を考えてみたい。慢性疾患対策やリハビリにも触れていく。

第13回尾張整形外科医療連携を考える会

日　　時：2013 年 9 月 28 日 (土) 16 時 00 分～18 時 30 分
講　　演：名古屋ルーセントタワー16Fビジネスサポートセンター
　　　　　(名古屋市西区牛島町6-1)
講　　演：骨粗鬆症の治療の新しい展開 -基準改定で変わること-
　　　　　聖隷浜松病院骨・関節外科 部長
　　　　　 森　諭史
認定単位：5単位（(2)-g項目）
会　　費：1,000円
事 務 局 ：尾張整形外科医療連携を考える会事務局
　　　　　担当：森川圭造
　　　　　〒485-0023 小牧市北外山2944-1
                 TEL：056-877-1739　FAX：056-877-6069
                 e-mail：[email protected]

〈抄録〉骨粗鬆症の治療においては、骨代謝の低下に対する治療以外に、それに伴う運動機能の低下を予防する大きな役目があるものと思われる。今回、改定された骨粗鬆症の予防と治療のガイドラインから、骨粗鬆症の治療の新しい展開について解説し、その治療効果から得られる運動機能の低下、骨折に関するハイリスクの回避について検討した。また地域連携による医療を考え、骨粗鬆症の治療、運動指導(リハビリ実施)の重要性を解説する。

尾張地区整形外科セミナー

日　　時：2013 年 9 月 21 日(土)18 時 00 分～20 時 30 分
講　　演：ザ サイプレスメルキュールホテル名古屋
　　　　　(名古屋市中村区名駅2-43-6)
講　　演：整形外科診療所におけるみなし通所リハビリの運営のヒント
　　　　　カワムラ整形外科 院長 河村英徳
認定単位：5単位（(2)-g項目）
会　　費：1,000円
事 務 局 ：尾張地区整形外科セミナー事務局
　　　　　担当：森川圭造
　　　　　〒485-0023 小牧市北外山2944-1
                 TEL：056-877-1739　FAX：056-877-6069
                 e-mail：[email protected]

〈抄録〉整形外科診療所における通所リハビリテーションは、医療において行われた運動器リハビリテーションの終了後、その代わりに継続し、指定介護予防によって、患者の心身の特性を踏まえて、その有する能力に応じ自立した日常生活を営むことができるようするために行うべく重要な治療施設である。今回当院で設立した通所リハビリテーションの運営経験から、将来的な介護予防に関した活動及びその運営のヒントについて解説を行う。