日本リハ医学会中部・東海地方会a

第52回瑞穂卒後研修セミナー

日　　時：2011 年 11 月 25 日（金）19 時 30 分～20 時 30 分
場　　所：名古屋東急ホテル
　　　　　(名古屋市中区栄4-6-8)
講　　演：スポーツ障害肩の診断とリハビリテーション治療
　　　　  昭和大学藤が丘リハビリテーション病院
               スポーツ整形外科教授　
               筒井廣明　　
認定単位：5単位（(2)-g項目）
会　　費：1,000円
事 務 局 ：名古屋市立大学大学院医学研究科整形外科学分野
              担当：水谷　潤
              〒467-8601 名古屋市瑞穂区瑞穂町字川澄1
　 　 　 　TEL：052-853-8236　FAX：052-842-0266
　 　 　 　e-mail：[email protected]
 

〈抄録〉スポーツ障害肩の患者を診る際には、理学所見から得られる病態診断と機能診断から、治療方法の選択を行う。肩は複合関節であると共に、全身の運動連鎖からの影響を受けやすい。投球動作に必要な全身の運動機能を理学所見から得ることで、組織損傷に至ったストーリーを組み立て、腱板及び肩甲骨を中心とした運動療法を選択し施行することがリハビリテーション治療のポイントとなる。これらの診断から治療に至る一連の流れにつき述べる。

平成23年度秋季名古屋市立大学整形外科開業医会講演会

日　　時：2011 年 10月 29 日（土）18 時 00 分～19 時 00 分
場　　所：エーザイ(株)名古屋CO6階ホール
　　　　　(名古屋市東区泉2-13-23)
講　　演：今、関節鏡で出来ること
　　　　  名鉄病院整形外科部長　
               大薮直子　　
認定単位：5単位（(2)-g項目）
会　　費：無料
事 務 局 ：(医)守山整形外科
              担当：高橋浩成
              〒463-0811  名古屋市守山区深沢1-1831
　 　 　 　TEL：052-739-2525　FAX：052-739-2505
　 　 　 　e-mail：[email protected]
 

〈抄録〉近年低侵襲手術としての関節鏡視下手術の発展は目覚ましいものがある．名鉄病院整形外科では名古屋市立大学整形外科医局の協力も得て、肩、肘、膝、足等の関節形成術，靭帯再建術，滑膜切除術，関節授動術などの鏡視下手術を行っており，紹介患者数も増加の一途をたどっている．今回はその一端を紹介し、術後の管理、リハビリテーションのスケジュールや注意点についても述べる。

運動器疾患の慢性疼痛を考える会

日　　時：2011 年 10 月 15 日（土）16 時 00 分～18 時 30 分
場　　所：名古屋東急ホテル
　　　　　(名古屋市中区栄4-6-8)
講　　演：慢性腰痛の原因と治療
　　　　　 〜新たな薬剤使用とその注意点〜
　　　　  富山大学附属病院整形外科診療教授　
               川口善治　　
認定単位：5単位（(2)-g項目）
会　　費：1,000円
事 務 局 ：愛知医科大学痛みセンター
              担当：神谷光広
              〒480-1103 愛知郡長久手町岩作雁又21
　 　 　 　TEL：0561-62-5004　FAX：0561-62-5004
　 　 　 　e-mail：[email protected]
 

〈抄録〉腰痛は、人が一生のうちで少なくとも一度は経験するといわれる。2004年の国民生活基礎調査によると腰痛の有訴率は男性で疾患の中で最も高く、対千人あたり82.2人、女性においても第2位で107.9人である。慢性腰痛は、椎間板などの器質的疾患が原因になりうるが、腰痛の約80%は原因が特定できない非特異的腰痛であると言われている。一方、患者の心理的背景が慢性腰痛の発症要因および増悪因子として大きく関わっていることが、明らかにされてきている。慢性腰痛は難治性のことが多いが、近年、プレガバリン、オピオイドといった薬物が使用されるようになり、一部の患者には効果が認められている。本講演では慢性腰痛の原因を解説し、その治療としての新たな薬剤使用とその注意点について述べたい。またそのリハビリテーションについても言及する。

静岡リハビリテーション懇話会

日　　時：2011 年 10月 1 日（土）13 時 00 分～18 時 00 分
場　　所：アクトシティ浜松コングレスセンター
　　　　　(静岡県浜松市中区板屋町111-1)
講　　演：ロコモ(ロコモティブシンドローム)について
　　　　  藤野整形外科医院 院長　
               藤野圭司　　
認定単位：5単位（(2)-g項目）
会　　費：2,000円
事 務 局 ：静岡リハビリテーション病院
              担当：小嶋康則
              〒421-1311  静岡市葵区富沢1405
　 　 　 　TEL：052-237-9625　FAX：052-237-5069
　 　 　 　e-mail：[email protected]
 

〈抄録〉今なぜロコモの重要性が認識されはじめたかというと、要介護認定者の急激な増加があります。要介護認定者は介護保険創設後８年間で２倍以上に増加しましたが、その原因の多くが足腰の衰えによるものや、転倒・骨折であることがわかりました。早期に運動器の衰えを発見し、適切な運動（ロコトレ）をおこなうことにより、転倒、骨折を大幅に減らすことができます。今回は「ロコモを一般的に広めよう」という目的で講演します。