日本リハ医学会中部・東海地方会a

第46回八事整形会

日　　時：2011 年 6 月 9 日（木）19 時 00 分～21 時 00 分
場　　所：八事サーウィンストンホテル
　　　　　(名古屋市昭和区八事本町100-36)
講　　演：肩関節鏡視下手術の実際-基礎と臨床のup to data-
　　　　  県立広島病院整形外科主任部長　望月　由　　
認定単位：5単位（(2)-g項目）
会　　費：1,000円
事 務 局 ：名古屋第二赤十字病院整形外科
              担当：佐藤公治
              〒466-8650 名古屋市昭和区妙見町2-9
　 　 　 　TEL：052-832-1121　FAX：052-832-1130
　 　 　 　e-mail：[email protected]
 

〈抄録〉近年、肩関節鏡視下手術は低侵襲手術として盛んに行われ、良好な成績が報告されています。そこで、最近われわれが取り組んでいる肩関節鏡視下手術とそのリハビリについて講演させていただきます。また、たとえ肩関節鏡視下手術といえども残存組織による修復には限界があり、欠損した組織の再生が希求されてきました。そこでわれわれは、再生の足場となる人工素材に関する基礎的研究を行いました。そして、その結果をもとに、腱板および関節構成体の再生を目的として、人工素材を鏡視下手術に臨床応用したので、その臨床成績についてもあわせて講演させて頂きます。

第10回日本側弯症学会研修セミナーベーシックコース

日　　時：2011 年 5 月 28 日（土）8 時 30 分～17 時 45 分
場　　所：科研製薬名古屋支店会議室
　　　　　(名古屋市昭和区御器所通2-27-1)
講　　演：側弯症の装具治療の実際                
               今津病院整形外科部長　瀬本喜啓　
認定単位：5単位（(2)-g項目）
会　　費：15,000円
事 務 局 ：名城病院整形外科
              担当：川上紀明
              〒460-0001 名古屋市中区三の丸1-3-1
　 　 　 　TEL：052-201-5311　FAX：052-201-5318
　 　 　 　e-mail：[email protected]
 

〈抄録〉側弯症の学校検診が実施されるようになり、保存的治療の対象となる側弯症が増加している。本講演では、側弯症の保存的治療に必要な知識すなわち適応、矯正の原理、装具作製時の注意点、装具のチェックポイント、装着方法、装具装着下のfollow-up、装具脱の条件などについて、装具の採型デモンストレーションを含めて、主としてunder arm braceによる側弯矯正装具の治療の基礎と実際について述べる。

自由ヶ丘整形医会

日　　時：2011 年 5 月 28 日（土）16 時 15 分～19 時 00 分
場　　所：ルブラ王山(名古屋市千種区覚王山通8-18)
講　　演：治療に難渋する良性骨軟部腫瘍について
　　　　　　　　　　　　　　-術後リハビリを含めて-                
               愛知県がんセンター愛知病院整形外科部長　中島浩敦　
認定単位：5単位（(2)-g項目）
会　　費：1,000円
事 務 局 ：愛知県がんセンター中央病院
              担当：杉浦英志
              〒464-8681 名古屋市千種区鹿子殿1-1
　 　 　 　TEL：052-762-6111　FAX：052-764-2963
　 　 　 　e-mail：[email protected]
 

〈抄録〉画像診断などで良性骨軟部腫瘍が強く疑われた場合、必ずしも積極的な治療は行わず、経過観察を行うことも少なくない。しかし、良性腫瘍で疼痛や運動障害のあるもの、また放置すると病巣が拡大し切迫骨折や病的骨折を生じる可能性が高いものなどは手術が必要となる。本講演では、治療に難渋する良性骨軟部腫瘍、具体的には、線維性骨異形成（FD）、骨線維性異形成(OFD)、軟骨芽細胞腫、骨巨細胞腫、滑膜性骨軟骨腫症、デスモイド腫瘍、色素性絨毛結節性滑膜炎、血管腫について手術及び術後リハビリテーションを含めた私の経験を中心に述べる。

第71回名市大整形外科セミナー

日　　時：2011 年 5 月 21 日（土）17 時 30 分～18 時 30 分
場　　所：名古屋東急ホテル(名古屋市東区泉2-13-23)
講　　演：ACL再建術の成否にかかわる後療法
　　　　　　　　　　　 -移植腱組織の靱帯化・Enthesisの再構築-                
               東京慈恵会医科大学整形外科学講座教授　丸毛啓史　
認定単位：5単位（(2)-g項目）
会　　費：1,000円
事 務 局 ：名古屋市立大学大学院医学研究科整形外科学分野
              担当：松下　廉
              〒467-8601 名古屋市瑞穂区瑞穂町字川澄1
　 　 　 　TEL：052-853-8236　FAX：052-842-0266
　 　 　 　e-mail：[email protected]
 

〈抄録〉自家腱組織を用いた初回のACL再建術の短期術後成績は、臨床的には概ね満足できる結果が報告されている。しかし、長期の力学的ストレスに耐え得る「質」の良いACLが再建されているのかについては論議がある。本講演では、関節内に移植した腱組織のリモデリングの過程を概説し、「質」の良い靱帯、Enthesisを再構築するために必要なリハビリテーションの選択や対策について述べる。