日 時:2013 年 3 月 7 日(木)19 時 00 分~21 時 00 分
場 所:八事サーウィンストンホテル(名古屋市昭和区八事本町100-36)
講 演:整形外科的スポーツ損傷における超音波診断
名古屋スポーツクリニック施設長
杉本勝正
認定単位:5単位((2)-g項目)
会 費:1,000円
事 務 局 :名古屋第二赤十字病院整形外科・脊椎脊髄外科
担当:佐藤公治
〒466-8650 名古屋市昭和区妙見町2-9
TEL:052-832-1121 FAX:052-832-1130
e-mail:[email protected]
〈抄録〉1979年Selzerらが関節疾患の診断において超音波検査を初めて応用して以来、整形外科領域で診断の一助として活用されてきた。今回整形外科領域、特にスポーツ領域における超音波の診断の有用性を述べる。
【スポーツ傷害で出現する超音波像】肉ばなれは筋肉内の血腫や浮腫を低エコー像として捉えることで診断する。腱組織では肩関節腱板、上腕二頭筋長頭腱、その他の屈筋腱、伸筋腱の断裂を菲薄化と低エコーとして、腱の脱臼などは動態検査を加え診断する。靭帯組織では断裂や損傷に伴う靭帯周囲の血腫や浮腫を、滑膜、腱鞘では炎症による浮腫や水腫を低エコー像として捉える。軟骨組織の中で線維軟骨である関節唇の断裂、剥離は主に形態的変化と動態検査を加え診断する。その他関節内遊離体の検索、軟骨損傷に伴う関節面の不整なども診断できる。
【スポーツ傷害で出現する超音波像】肉ばなれは筋肉内の血腫や浮腫を低エコー像として捉えることで診断する。腱組織では肩関節腱板、上腕二頭筋長頭腱、その他の屈筋腱、伸筋腱の断裂を菲薄化と低エコーとして、腱の脱臼などは動態検査を加え診断する。靭帯組織では断裂や損傷に伴う靭帯周囲の血腫や浮腫を、滑膜、腱鞘では炎症による浮腫や水腫を低エコー像として捉える。軟骨組織の中で線維軟骨である関節唇の断裂、剥離は主に形態的変化と動態検査を加え診断する。その他関節内遊離体の検索、軟骨損傷に伴う関節面の不整なども診断できる。
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