日 時:2012 年 11 月 16 日(金)19 時 30 分~20 時 30 分
場 所:ANAクラウンプラザホテルグランコート名古屋(名古屋市中区金山町1-1-1)
講 演:足・足関節のスポーツ外傷・障害
奈良県立医科大学整形外科教授
田中康仁
認定単位:5単位((2)-g項目)
会 費:1,000円
事 務 局 :名古屋市立大学大学院医学研究科整形外科学分野
担当:水谷 潤
〒467-8601 名古屋市瑞穂区瑞穂町字川澄1
TEL:052-853-8236 FAX:052-842-0266
e-mail:[email protected]
〈抄録〉足部は28個の骨が組合わさり、どんな形状の地表面でも適応できるように自由度が高い構造をしている。また、足関節は下腿と足部を連結する関節であり、足部がどのような肢位であっても荷重を適切に支持・制御している。足関節の底背屈への動きと、距骨下関節の内外反方向への動きが合わさり、一つのユニバーサルジョイントとして機能する。その一方で、同部位には絶えず過大な負荷がかかっており、足・足関節はスポーツ外傷・障害の好発部位の一つになっている。僅かな障害であっても疼痛を伴い、競技復帰への妨げになる。特徴としては思春期に発症するものが多く、重症度が低く手術適応になるものは少ない。しかし、症状が比較的軽度であるために受傷後・発症後もスポーツの継続が可能であり、慢性化・長期化しているケースが多くみられる。本講演では、スポーツ外傷と障害に分け、部位別に疾患の診断と治療ならびにリハビリテーションについて述べる。
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