日 時:2011 年 2月 5日(土)15 時 30 分~18 時 30 分
場 所:長良川国際会議場(岐阜県岐阜市長良福光2695-2)
講 演:関節リウマチ治療における最近のトピックス〜整形外科の立場から〜
岡山大学大学院医歯薬学総合研究科人体構成学准教授 西田圭一郎
認定単位:5単位((2)-g項目)
会 費 :1,000円
事 務 局 :近石病院
担当:武内章二
〒502-0901 岐阜県岐阜市光町2-46
TEL:058-232-2111 FAX:052-294-7380
e-mail:chikaishi-hosp@nifty.com
〈抄録〉生物学的製剤が使用可能となって7年が経過し、Bio5製剤時代となった。メトトレキサートのアンカードラッグとしての重要性もさらに大きくなり、我が国においても、諸外国並みのMTXの増量が可能になる日も近い。早期にRAを診断し、予後不良因子を有する患者には積極的に抗リウマチ薬を使用し、早期に寛解を得る必要性についてはほぼコンセンサスが得られつつあり、新しい分類基準(2010)を有効に活用するためのMRIやUSなどの画像診断、関節破壊や修復のモニタリングのための単純X線におけるスコアリング法もさらに重要となってきた。薬物療法の進歩に伴い、すでに破壊された関節や薬物療法の効果が不十分であった関節に対する外科的治療も変化しつつあり、リハビリテーションによる身体機能維持にも今後注目が集まるものと思われる。本講演ではこれらリウマチ治療の進歩における最近のトピックスについて、整形外科医の立場から考えてみたい。
コメント